壮年性脱毛症の治療方法
髪の毛は、成長期から退行期、休止期を経てまた成長期というサイクルを繰り返す毛周期があります。
何年もの歳月をかけて成長した髪の毛は、やがて成長をやめる退行期に入って自然に抜け落ち、その後、毛根組織は新しい髪の毛を生成する準備段階である休止期に入ります。
これが繰り返されることで、髪の毛は量や長さを保つことが出来るのですが、男性ホルモンや遺伝によってこのサイクルが乱されることで起きるのが壮年性脱毛症です。成長期のはずの髪が退行期になってしまったり、休止期の期間が長引いて健康な髪が生えてこなかったりすることで、抜け毛が増えて薄毛になってしまうのです。
壮年性脱毛症の治療法は確立されていませんが、現在はフィナステリドが配合された薬を使うことがもっとも有効な対策とされています。
フィナステリドというのは男性ホルモンに影響を与える有効成分で、抜け毛をストップさせる効果があります。
ただこの有効成分は髪の毛を生えさせる効果はないので、薄毛を改善するには育毛剤も併用する必要があります。
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